消えたチョウ……

こんにちは!

最近、ますます虫が増えてきましたね。

うちは網戸がないので、虫が入り放題(汗)。

クモや小さな甲虫が、家の中をうろうろ歩きまわっては、猫に見つかって逃げ惑っています。

さて、前回書いた、庭のナミアゲハのかわいい幼虫。

その後も、ときどき観察していたところ――。

ついに黒くなってきました!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(6月10日撮影)

黒くなるっていうのは、羽化が近づいてることを意味します。

ナミアゲハって黒と黄色のチョウチョなので、その黒い部分が透けて見えてきたってことですからね。

ドキドキ。

虫友さんが、

「チョウの羽化は午前中が多くて、蛹から出てきて2時間くらいは飛べずにじっとしている」

と教えてくれたものですから、明日の朝だわ!きっと!とわくわくして……

そして翌日、午前9時。

夜型のわたしにしてはめずらしく、いそいそと庭へカメラを持って出て行くと、

ハッ!!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(6月11日撮影)

か、からっぽーー!

影も形もなくなっていたのでした。

ほら、上の部分が裂けてるでしょ。

ここから無事出てきて、どこかへ飛んでいっちゃったのですねー。

「このあたりで見かけたナミアゲハはわたしのだからね!」

と思ってるのですが、まったく見かけません。

どこへ行っちゃったのか……ぐすん。

 

気を取り直して、こちらは、5月に鎌倉文学館へ行った時に見つけた蛾。

すーごくきれいで、シリコン製のおもちゃみたい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(5月23日撮影、以下同じ)

カギバアオシャク。

あまりに美しく、微動だにしないので、ほんとに生きてるの?と思って、枝でつついたら、

「やかましいわ、シャ―ッ!」

よその木へ飛んでいっちゃいました。

鎌倉文学館は、文学関係の展示をしている建物なんですが、庭の木の一つ一つに名前が書いてあって、植物園みたいなのです。

薔薇が有名なので、その時期は特におすすめですよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

プリンセスアイコ。

愛子さまご生誕のとき、記念につくられたバラだそうですよ。