キタキチョウのタマゴ!

こんにちは!

桜が散った後、雑木林には虫が一気に増えました!

観察しても観察しても次々出てくるから、帰るタイミングを見失ってしまうくらい。

 

特に今回うれしかったのがこれ!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

わかりますか? もう少し近寄ってみます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キタキチョウのタマゴ!

もうすぐ孵化するかしら。

待ち遠しいです~。

 

そして、去年の春も見つけた、モモブトカミキリモドキ。

今年はシャガの花の周辺で、大量発生してたみたです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

フトモモがさすがたくましいですね~。

 

こちらは、夏になるともう見向きもしなくなっちゃうんだけど、今年お初なので、記念に撮影。

ツマグロオオヨコバイ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

こちらは名前がわからないけど、カミキリモドキ?

(追記:昆虫記者さんのツイッターに同じ虫がUPされてて、名前を知りました。ニンフジョウカイの仲間だそうです)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

同じく、名前がわかりません。

ハゴロモの一種かと。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

こちらは、シロホシテントウ。かわい~。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

こちらはテントウムシ……に見せかけて、ハムシです。

クロボシツツハムシ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

交尾なう。おじゃましました!

 

一方、こちらのヒシバッタは成虫と思われます。

いったいどこで冬を越してたんだろう……おつかれさま!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

そして、ラストは正体がわからないイモムシ3連発。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

実は、今の時期が1年で1番、虫を見つけやすいのです。

植物の新芽が食べられてたら、虫がそばにいる(可能性大)ってことですからね☆

 

それにしても、キタキチョウ。

イモムシはいつごろ出てくるかな。

(去年は、サナギの段階で次々と、ハチに連れ去られてしまったので、対策を検討中)

春の雑木林はわくわくがいっぱいです☆

今年初のテントウムシ!

あけましておめでとうございます(←え!)

今年初投稿がずいぶん遅くなって恐縮です。

冬は寒いし、花粉は飛んでるし、ってことで雑木林散策は自粛。

3月28日よりいよいよ2016年度の虫探訪スタートしましたっ。

 

まずは、虫友さんが昨年11月に保護したサナギが無事に羽化した件。

ヨトウガです。

地味だけど、ちゃんと成虫になってくれたので、わたしの目にはきれいに見えるのですよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

↓これが、サナギです。穴をあけて、成虫は出てきたのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

さて、次は雑木林です~。

ヤマザクラが一足早く、咲いていました☆

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

めずらしい浦島草、この雑木林にはけっこうたくさん生えているのですよ。

この花、変な形ですよね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

シャガの花もきれい……と見とれていたら、あれ? ササキリの幼虫かしら。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ハナダイコンの花には、モフモフの虫。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ビロウドツリアブです。

 

ニワトコという植物の葉はやわらかくて、虫がいろいろくっついてました。

これはおそらく、シロテンナガタマムシ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

そしてこちらは、小さな小さなバッタ。

体長2ミリほど。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

最後に、今年初めてのテントウムシを見つけましたよ!

4月中旬、下旬になると、幼虫がいっぱい見られるかな。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

テントウムシやバッタって、夏になると見慣れちゃって、正直あんまり見向きもしない(ごめん)のですが、今の時期に出会えると、ほんとうれしいです。

みんな、今年もよろしくね!

赤い実がいっぱい

こんにちは!

しばらく間があいてしまいました。

雑木林に行ってすぐに更新しないからいけないのよね、と気が付き、今回はいくつか写真の在庫をすっとばし、昨日行った分をUPしたいと思います。

 

虫がすっかり減ってしまった雑木林。

しかし、植物たちは元気。

場所によっては、夏ですか!?っていうくらいの緑。

アオキを中心とした常緑樹たちです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

今回は赤い実だらけでした~。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

マンリョウ。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ずしりと重い、ウラシマソウ。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アオキの実。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ナンテン。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

落ち葉も赤々としています。

 

しかし、なかなか虫に出会えない。

でっかいのがいて、ハッとしたら、、、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

セミの抜け殻……。

 

やっと出会えたのは、、、ドクガ(汗)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

残念ながら、触ることはできません……。

 

ほぼあきらめかけたとき、アオキから、ぶらーんとぶらさがってる小さな幼虫発見!

全長1センチ。

ら、らぶりーっ。

急いで、葉っぱに乗せてあげました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

あまりに小さすぎて、なんの幼虫だからさっぱりわかりませんが、シャクトリムシだということだけはわかります。

うりゃぁ!と頭を上げて、静止中。

やっぱりいるんですね。

 

タマゴ、幼虫、サナギ、成虫……。

虫が越冬するときの生態はさまざまですが、幼虫で越冬するって、個人的にはなんだか一番過酷な気がしちゃうんですよね。

寒そうだし。

ファイト~!

この冬は上手に寒さを乗り越えてる虫たちを、頑張って発見できたらと思ってます。

 

 

 

 

ツマグロ祭り!

こんにちは。

日々バタバタと過ごしている間に、また1カ月近くたってしまいました。

雑木林は落ち葉やドングリでいっぱいです。

 

さて、先月の写真になりますが、“ツマグロヒョウモン祭り”ご報告です。

虫友さんのお庭は、スミレがあちこち(人の歩く道にも)植えられているイングリッシュガーデン風なのですが、そのスミレに、どこからかやってきたツマグロヒョウモンの集団が。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(10月15日撮影、以下同じ)

 

近くの椅子にもよじのぼっていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

てくてく。

 

とにかくツマグロヒョウモンは行動的。

庭じゅう動き回り、あちこち冒険の日々。

 

そして、スミレを食べる子。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

顔のアップはこんな感じ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「うまうま」

 

全部で6匹ほど、いたでしょうか。

しかし、次の日になったら、さーっと全員いなくなってしまったそうです。

前はこういうことがあると、「鳥に食べられちゃったのかな」などとやきもきしたのですが、このイモムシはたぶんだいじょうぶ。

またどこかに移動して、冒険してるんでしょう☆

 

その予測はあたったようで……

後日、虫友さんちの玄関のドアの取っ手に、ツマグロヒョウモンのサナギが一つ、ぷらんとぶら下がっていたそうです。

 

おそらく、この写真の幼虫の1匹が、そこにたどり着いたんじゃないかと。

そして無事羽化して飛び立ったとか。

 

こんなに行動半径の広いイモムシもいるのですね。

成虫になってもたくさん冒険するんでしょうね~。

ルリタテハ祭り!

こんにちは!

また間が空いてしまいましたが、虫観察は続けています。

というのも、これから冬に向かうにつれ、どんどん虫の数は減っていってしまうので、いまのうち!! なのです。

 

今回は、9月の終わり、虫友さん邸のホトトギスに、ルリタテハの幼虫が大量に生まれて、お祭り状態になってた件です☆

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(9月30日撮影、以下同じ)

黄色と黒の、線香花火のような幼虫です。

こんなにトゲトゲなのに無毒!

 

さらにUPを見ると、こんな感じ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ら、らぶりー☆

トゲトゲでちゃんと葉っぱにしがみついているので、葉裏にいても落ちません。

お行儀よく、ホトトギスの上から順番に葉っぱをきれいに食べていくので、すぐに幼虫の存在を見つけることができるのです。

 

これ、幼虫のなかでも、まだ生まれて間もないチビ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

チビだけど、立派にイナバウアー!

 

この日は、たしか雨上がりだったのか、虫が思ったより少なくて。

でも、雑木林では、何匹か出会うことができました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

コミスジというチョウです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらは、ヒメウラナミジャノメ。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして、こちらはオオハナアブ(だと思う)。

ハチに見せかけてるけど、羽とか弱々しいし、かわいらしい印象。

意外と、見かけることが少ないのだと図鑑に書いてあったので、ラッキー!

 

ルリタテハ祭りが続くなか、ツマグロヒョウモン祭りも始まりましたが、それはまた次回♪

 

セスジスズメ!

こんにちは!

ずいぶん間があいてしまいました。

はい、『虫ロボ』5巻をばりばり書いていたんです。

これからイラストレーターの安部さんが絵を描いてくれる予定。

なので、出版は来年になります。

どうぞお楽しみに☆

 

さて、更新しない間に“イモムシ事件”が発生。

今回はそれをご報告しますね。

 

事の始まりは、8月の終わり、わたしが自分ちの庭を歩いていたときに見つけたこの子――!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(8月28日撮影)

 

父が、雑草を抜いて、庭の隅に置いてたんです。

その抜かれた雑草に、イモムシがいたのでした。

 

調べてみると、セスジスズメの幼虫だとわかりました。

食草は、つる草のヤブガラシなど……。

 

と言われても、ヤブガラシがどんな植物なのか、いまいちわからないワタシ。

セスジスズメがくっついてた雑草(ヤブガラシではなかった模様)は、抜かれてしまったわけで、数日中には枯れてしまうのは必至で――。

どうしよう!!

 

わたしは虫友さんに助けを求めたのでした。

「ああ、ヤブガラシならわかりますよ。ありますよ」

そう言っていただいたので、セスジスズメを持参し、育ててもらうことに。

 

はー、助かった。

めでたしめでたし。

と、ほっとしていた数日後、虫友さんから連絡が。

「な、なんか、セスジスズメが、ちょっとコワくなってきたんだけど」

え??

どういうことかと駆けつけたところ――。

 

巨大化していた!!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(9月3日撮影)

 

脱皮して、終齢幼虫になってました。

ど、ど迫力……。

 

あ、でもアップにすると、顔はちょっとかわいいかも!?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

全長は、大人の中指くらいありそう。

知らなかったのですが、イモムシのなかでも最大級だそうで……やっぱりちょ、ちょっとこわい……。

 

やっとサナギになってくれてホッ。

すると虫ロボさんから、「成虫を見たいでしょ? お返しします」との連絡が。

たしかに、もうエサは食べないから、このままサナギが羽化するのを待てばいいわけで……。

引き取りました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(9月19日撮影)

ガラス越しなので、ちょっとボケてますが。

 

とはいえ、わたし、横浜の仕事場と湘南の家を行ったり来たりしている身なので、横浜にいる間は面倒みられない。

なので、そろそろ羽化するかもというとき、「再度あずかってください」「いいですよ」と虫友さんとやりとりして、いざ、虫友さん邸に届けに行く直前、虫を入れたケースを見て、ハッとしたのでした。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(9月25日撮影、以下同じ)

 

う、羽化してるーーーーーー!

いつの間に??

 

このアングルから見るとフクロウみたい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(フクロウは見た! なんちて)

 

ちょっ! 虫友さん邸に届けに行くはずが、急遽、虫友さんに来ていただき、撮影大会。

まずはケージから出してみました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

あら、なんだかすっきりとした体型で、とってもエレガント。

飼育した虫は、もとの自然に放すと生態系がこわれるから放しちゃダメよ、というルールが基本あるのですが、昆虫専門家さんに聞いたところ、まあ、裏庭など家のごく近所で保護した幼虫を成虫にして放すのは、そんなに自然界に影響ないですよ、ってことで――。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

リリース!!

ぷるぷるぷる……と羽をふるわせて、飛ぶ準備をしていたセスジスズメ、テイクオフ!!

一気に高く飛びまわり、いったん遠くまで行って、ぶーんとUターンしてもどってきました。

「育ててくれてありがと、って言ってるんじゃないかしら?」

とは、ロマンチストな虫友さんの弁。

 

で、帰り際、虫友さんが玄関のそばのつる草を指差しました。

「あ、これヤブラガシですよ」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

わーっ、こんなに近くに、セスジスズメの食草があったとは。

ぜひ、ここにタマゴを産んでもらえたら、また来年、成長を見届けるよっ、と飛びまわる成虫に呼びかけたのでした。

(わたしも、じゅうぶんロマンチスト?)

セミたちの挑戦

こんにちは!

急にすずしくなってきましたね。

猛暑のなか撮影した写真をUPするのが遅くなってしまいました……。

 

8月上旬から中旬、ちょうどユリの花が咲きだしたころ――。

(写真は8月6日、14日に撮影)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

またジャコウアゲハの幼虫が見つかりました!

怒ると(警戒すると)びょんとツノを出します。

こんな感じ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

か、かわいい☆

 

サトキマダラヒカゲ。

とても暑い日で、木陰でいっしょうけんめいすずんでいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

こちらは暑いのOK!?

日なたを飛び回ってたシオカラトンボ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

で、この時期、目立つのがセミの抜け殻です。

ふつうセミって、木の幹とか棒とかで羽化することが多いですよね。

羽化中に落下すると、羽が曲がってもう飛べなくなったりするので、安定した場所を選ぶのは納得ですけど……。

こういう不安定なところを選ぶ子もいる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

このセミにいたっては、いや、わざわざここを選ばなくっても!っていう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アジサイの花の上なのでした……(汗)

 

さらにこっちは、なぜ集団?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そんなに人気が集中するほどの、葉っぱじゃないと思うんだけど(汗汗)

土のなかにいるときから仲良しで、いっしょに羽化しようぜ~、って感じだったのかしら!?

 

セミとカメムシの関係

こんにちは!

この時期、雑木林へ行くときは、ペットボトル必須です。

1時間半いると、500mlのボトル1本飲み干しちゃいます。

 

さて、今回は、『虫ロボのぼうけん バッタとジャンプ大会!』が発売されて間もないということで、まずはバッタたちの写真から行きますね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(7月30日撮影、以下同じ)

フキバッタの幼虫かな。

脱皮したばかりなのか、近づいても身動きしなくて、ゆっくり撮影できました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらは、2匹の大きさがほぼいっしょなので、オンブバッタではなくショウリョウバッタのオスとメスですね。

 

同じショウリョウバッタでも、いろんな色がいるみたい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

黄緑と茶色の中間みたいな、ちょっと変わった色です。

 

ヤブキリ

ヤブキリですね~。

草の上の、けっこう目立つところにいましたよ。

 

そして、前回、雑木林でも探し続けると決意した蛾。

口のとんがった、変わったやつを見つけました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ヒゲナガキバガの仲間のようです。

漢字で書くと、鬚長牙蛾って……海賊みたいな名前ですね(汗)

そのわりに極小。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これ! きれいでしょ。美しいピンク。

ベニスジヒメシャク。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらは名前がわかりません……(汗)

羽の後ろの部分が、レースみたいになってて、きれいでした。

 

ほかにもいろんな虫たちが、面白い姿を見せてくれましたよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ムモンホソアシナガバチ。

スズメバチみたいな迫力はないんだけど、こうやって集団で巣をつくってると、なんかドキドキしちゃう。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちら、茎に何か実がいっぱいついてる~と思ったら……

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アオバハゴロモでした!

大発生していた模様です。

 

最後にセミ!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

たぶんツクツクボウシ。

じっとしてくれてたので、めずらしく写真撮れました。

 

ちなみに、「カメムシきらい」っていう人、多いですけど、セミって実はカメムシの仲間って知ってました?

正確には、カメムシ目ヨコバイ亜目セミ科ツクツクボウシなんですよ☆

蛾に会いに行きました

こんにちは!

ちょっと仕事があわただしくて、気がついたら8月になってしまいました(汗)

 

毎日暑いですね。

ここまで気温が高いと、雑木林に行っても、虫は日なたじゃなくて日陰にひそんでいることが多いです。

 

さて、今回はいつもの雑木林ではなく、高尾山の多摩森林科学園で観察してきた記録です~。

この日は、「ナショナル モス ウィーク」というのがありまして。

モスは、モスバーガー(mos)じゃなくて、蛾(moth)。

蛾(ガ)をいっぱい探してみましょう、っていうイベントなのでした。

 

虫友さんたちと張り切ってでかけたものの、その日はあいにく、一日中降ったりやんだりの天気。

暑くなくて助かった、とも言えますが。

カサをさしながらの散策だったこともあってか、ピンボケ写真が多くて申し訳ないのですが、、

 

まずは池のそばにいた、蛾の幼虫さん。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(7月18日撮影、以下同じ)

ミスジビロードスズメの幼虫です。

青い目に見える模様が、ら、らぶりー!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アカイラガ。

むちっとした足が魅力的。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ゴマダラシロナミシャク。

木の陰にひそんでました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ウスキクロテンヒメシャク。

触角がぴよんと伸びて、特徴的です。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これ、うすピンクでとってもきれいだったのですが、名前がわからず。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらの蛾も、たくましい後ろ足がカッコいいのですが、名前がわからず。

 

森林科学園は午後4時で閉園。ちと早め。

名残惜しく、門の前でぐずぐずしていたら――

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ウスギヌカギバ。

門にひっついて、見送ってくれていたのでした。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後、外の植え込みで、文字通りの大物!

フクラスズメの幼虫です。

ひゃぁ、でかい! 7センチくらいあったかな。

これだけ、おどろおどろしい模様なのに、毒がないってところが面白いですね。

 

蛾以外の虫たちにも会いましたよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これは一見、蛾に見えるかもですが、ベッコウハゴロモです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ハゴロモの幼虫が、森のなかにいっぱいいました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらは、池のそばにいたハグロトンボ。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

チャモンナガカメムシ。

切り子細工みたいで、とってもきれいでした~。

 

さすが高尾山のふもと、次から次へと虫に出会えました。

 

日本にいるチョウの数は約240種類。

それに対して、日本にいる蛾の数は約6000種類!

モスモスワールドはとっても奥が深そうです。

「ナショナル モス ウィーク」は終わってしまったけど、引き続き、行きつけの雑木林でも、蛾を探してみたいと思います~。

名前がわからない…

こんにちは!

雑木林は、一気にジャングル化してきましたよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(7月10日撮影、以下同じ)

 

夏の植物だけじゃなく、秋の花、オミナエシまで咲き始めたり。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

うちの庭にもいたベニシジミが、ここにも飛びまわっていました。

 

ウスバカゲロウ、発見!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

そして、これはショウリョウバッタの幼虫ですね~。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

背筋、ピシ!

 

カマキリを斜め後ろから撮ってみました。

草と同化してますが、たらーんとした前足、見えますか?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ラブリーな(たぶん)キイロナガツツハムシ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

飛ぼうかな……。飛ぼうかな……?

 

と、ここまではよかったのですが、この後、名前がわからない虫、続出。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

メイガという蛾の一種だと思うんだけど……。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

カミキリってところまでしか……。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ゾウムシ? 何ゾウムシ?

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

エダシャクの一種かな……?

 

というわけで、手持ちの図鑑では、虫の名前がわからなかったのでした。

ぬぐー、ストレス。

虫探しの楽しさって、

虫を発見する=50%

虫の名前がわかる=50%

 

あわせて100%なんだな、ってつくづく感じちゃいました。

 

……さて、次回は、いつもの雑木林を離れて、ちょっと遠出してみたいと思います♪