名前がわからない…

こんにちは!

雑木林は、一気にジャングル化してきましたよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(7月10日撮影、以下同じ)

 

夏の植物だけじゃなく、秋の花、オミナエシまで咲き始めたり。

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うちの庭にもいたベニシジミが、ここにも飛びまわっていました。

 

ウスバカゲロウ、発見!

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そして、これはショウリョウバッタの幼虫ですね~。

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背筋、ピシ!

 

カマキリを斜め後ろから撮ってみました。

草と同化してますが、たらーんとした前足、見えますか?

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ラブリーな(たぶん)キイロナガツツハムシ。

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飛ぼうかな……。飛ぼうかな……?

 

と、ここまではよかったのですが、この後、名前がわからない虫、続出。

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メイガという蛾の一種だと思うんだけど……。

 

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カミキリってところまでしか……。

 

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ゾウムシ? 何ゾウムシ?

 

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エダシャクの一種かな……?

 

というわけで、手持ちの図鑑では、虫の名前がわからなかったのでした。

ぬぐー、ストレス。

虫探しの楽しさって、

虫を発見する=50%

虫の名前がわかる=50%

 

あわせて100%なんだな、ってつくづく感じちゃいました。

 

……さて、次回は、いつもの雑木林を離れて、ちょっと遠出してみたいと思います♪

雨宿りする虫たち

こんにちは。

連日、雨がつづきますね。

最近、雑木林はちょっとご無沙汰しているので、家の近所の写真をまとめますね☆

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(6月27日撮影、以下同じ)

うちの庭に、ベニシジミが来てくれました~!

可憐でかわいいの。

羽化したてだったのか、3センチの距離まで近づいても逃げません。

ならば――

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真っ正面から撮ってみました♪

蝶ってこんなお顔なのね。

 

そして、フヨウの木には、毎年葉っぱを穴だらけにするイモムシちゃんが今年も元気に登場。

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フタトガリアオイガという蛾の幼虫です。

1日、ほとんど動かずおんなじ葉っぱの上で、もぐもぐ食べ続けてる、その怠惰な感じが好きです(笑)

 

こちらは、近所の公園で撮影。

アガパンサスの花にもぐりこんでいるトラマルハナバチ。

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人間なんて目に入らない!と無我夢中。

 

あとおまけ。

今日、雨がやんだタイミングで、ちょこっと庭に出てみました。

 

あ、カタツムリとワラジムシの大群。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(7月9日撮影、以下同じ)

カタツムリやワラジムシやダンゴムシって、じめじめしたところが好き、って思われがちですが、じめじめすぎるのもイヤみたいですよ。

ここは、家の外壁で、上の部分が少しせりだしていて、屋根代わりになってるのです。

蔓草が伸びて来てるので、カタツムリもそこに足(?)をからませながら雨宿り。

 

しかし、雨なんてまったく気にしない、オトコマエな虫もいます。

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さっき載せた、フタトガリアオイガの終齢幼虫。

大雨洪水警報が出ていても、平気で葉っぱの上でむしゃむしゃ。

怠惰にも程がありますよぅ、キミ。

せめて葉っぱの裏側に移動して雨宿りしようよ……(汗)

 

明日からはまたしばらく天気が回復するみたいなので、雑木林散策にも久々行ってみたいと思います~。

消えたチョウ……

こんにちは!

最近、ますます虫が増えてきましたね。

うちは網戸がないので、虫が入り放題(汗)。

クモや小さな甲虫が、家の中をうろうろ歩きまわっては、猫に見つかって逃げ惑っています。

さて、前回書いた、庭のナミアゲハのかわいい幼虫。

その後も、ときどき観察していたところ――。

ついに黒くなってきました!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(6月10日撮影)

黒くなるっていうのは、羽化が近づいてることを意味します。

ナミアゲハって黒と黄色のチョウチョなので、その黒い部分が透けて見えてきたってことですからね。

ドキドキ。

虫友さんが、

「チョウの羽化は午前中が多くて、蛹から出てきて2時間くらいは飛べずにじっとしている」

と教えてくれたものですから、明日の朝だわ!きっと!とわくわくして……

そして翌日、午前9時。

夜型のわたしにしてはめずらしく、いそいそと庭へカメラを持って出て行くと、

ハッ!!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(6月11日撮影)

か、からっぽーー!

影も形もなくなっていたのでした。

ほら、上の部分が裂けてるでしょ。

ここから無事出てきて、どこかへ飛んでいっちゃったのですねー。

「このあたりで見かけたナミアゲハはわたしのだからね!」

と思ってるのですが、まったく見かけません。

どこへ行っちゃったのか……ぐすん。

 

気を取り直して、こちらは、5月に鎌倉文学館へ行った時に見つけた蛾。

すーごくきれいで、シリコン製のおもちゃみたい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(5月23日撮影、以下同じ)

カギバアオシャク。

あまりに美しく、微動だにしないので、ほんとに生きてるの?と思って、枝でつついたら、

「やかましいわ、シャ―ッ!」

よその木へ飛んでいっちゃいました。

鎌倉文学館は、文学関係の展示をしている建物なんですが、庭の木の一つ一つに名前が書いてあって、植物園みたいなのです。

薔薇が有名なので、その時期は特におすすめですよ。

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プリンセスアイコ。

愛子さまご生誕のとき、記念につくられたバラだそうですよ。

ジャコウアゲハ祭り!

こんにちは!

雑木林には蚊が少しずつ増えてきました。

もう少ししたら、本格的な虫除けグッズが必須かもしれません。

(虫を探したいのに、虫除けガードをするって、矛盾してますけどね……汗)

 

さて、『虫ロボのぼうけん』シリーズの編集者さんが、雑木林へ遊びに来てくれました!

そして、目ざとく、ステキなものを発見してくれたのですよ。

ジャコウアゲハの幼虫!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(5月15日撮影、以下同じ)

ふぁぁ~4匹も並んでいて、かわいい。

写真では大きめに撮れたものの、実際は長さ1センチに満たないチビッコです。

幼虫は何度も見つけたことありますが、こんなふうに、1枚の葉っぱに並んでるのを見たのは初めて。

編集者さん、グッジョブ!

 

ほかには、こんなガを見つけましたよ。

白黒のブチの牛みたい、というか、顔は羊みたい!?

長さ1センチほどです。

クロマダラシロヒメハマキ。

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名前が長すぎて、なかなか覚えられなさそう……。

 

あと、こんなクモを見つけたんです。

頭の部分が赤いクモ!

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なんていう種類かしら~、と調べるうち、おどろきの新事実が。

なんと、この赤いのは、クモタカラダニっていうダニなんですって。

前回も紹介した、緑と白のコハナグモに、ダニが寄生していっしょに生活してるらしいのです。

そういえば、左側の足の部分にも、赤いダニがいますね!

それにしても、ダニ、でかすぎ!

こんなに大きかったら、背負って歩くのも負担じゃないでしょうか~?

 

ふしぎな生物の世界を、垣間見てしまいました。

ではでは、また!

街中にも虫はいます

こんにちは!

雑木林にはだんだんクモの巣が増えてきました。

 

クモって、昆虫ではないので、虫好きの人にあまり注目されてない印象があります。

(昆虫は足が6本。クモは足が8本ですね)

でも、意外とかわいらしいクモも多いことを最近発見。

 

これ、コハナグモのメスです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(5月8日撮影)

きれいな黄緑に、まんまるの白いおなか。

模様が何か動物のように見えて、かわいいでしょ。

 

こちらは、コハナグモのオスです。

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だいぶかたちが違いますね。

 

大船植物園に行ったときは、こんなクモを見つけました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(5月3日撮影)

ヤハズハエトリ。

つぶらなヒトミが、かわいい~。

網をはらずに、歩き回ってエサを探すクモなのです。

 

あと、虫が苦手な人に敬遠されがちなのが、ガですね。

でも、ガと言ってもいろんなタイプがいるんですよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(5月9日撮影)

シロスジベニマルハキバガと言います。

オレンジ色に白のラインがあざやか。

長さ1センチくらいの小さなガです。

 

こちらは体は小さめですが、びろ~ん、触角が長い~!

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ホソオビヒゲナガのオス。

メスは、もっと短くて太い触角なんですよ。

 

ところで、「近くに雑木林なんかないから、虫いないよー」と思ってる都会在住の方。

意外と、いるみたいですよ。

 

横浜のにぎやかな街並みのなか、ビルの壁にくっついてるのを見つけました。

大きさ5センチくらいの大物です!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(5月9日撮影)

ホシホウジャクかな(でも成虫の出現期は7月以降みたいなので、似た違う種類かも)

 

こちらは、川崎の街中で、友達が見つけた、とメールを送ってきてくれたので、掲載許可をもらいました。

わぁ、きれい。

image1(5月上旬撮影)

ウンモンスズメですね。

6センチから8センチくらいの、かなり大きなガです。

都会にも、虫はすんでいるんですね~。

GWはぜひ里山へ!

GW、行楽地はどこも混んでますね~。

その点、雑木林は空いてて(当然か)おすすめですよ。

 

さて、今回まずは、ウマノスズクサの葉っぱの裏に――

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(5月1日撮影、以下同じ)

ジャコウアゲハのタマゴを見つけました!

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球体なのに、しっかりくっついて離れない。

当たり前といえば当たり前なのですが、なんだかふしぎですねー。

この日は全部で4つ発見。

ジャコウアゲハが大好きな虫友さんが、2つ持って帰りました。

家で育てるそうです~。

 

そして、あちこちにいましたよ。

テントウムシの幼虫。

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こちらは、テントウムシの蛹。

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下の写真の虫は、現在、朝日小学生新聞で連載中の『虫ロボのぼうけん バッタとジャンプ大会!』にも登場しています。

カッコいい、ツチイナゴ!

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(オレは跳ぶぜ、カンペキに跳ぶぜ)

 

ふと、木を見ると、枝にうまく化けてる(つもりの)虫が。

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(わたしは枝、カンペキな枝よ)

ヒゲコメツキのメスですね。

オスはもっと触角がわしゃわしゃ長いのです。

 

アカサシガメもいましたよ!

緑の林のなかで、ハデなカラーの虫を見つけると、得した気分。

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サシガメは、虫の体液を吸う、ちょっぴりコワイ生き物。

ほら、横から見ると、口の形が、、

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本日のラストをかざるのは、イチオシのこちら。

デイジーの花びらを、もぐもぐと食べてました。

なんてラブリーで、メルヘンチックなイモムシ。

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(アップを見たい方は画像をクリック)

名著『イモムシハンドブック』にも出てない柄で、同定するのに苦労しました~。

やっとわかったー!

アヤモクメキリガという蛾の幼虫です。

緑の地に、白いライン、オレンジと白と黒の点々。

こんなにきれいな模様なのに、成虫になると、ただの茶色い羽になってしまうのがちょっぴり残念(?)ですが、しっかり食べて、りっぱな蛾になってもらいたいものです。